古い空き家も早期売却が可能?買取のメリット・デメリットを解説

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古い空き家も早期売却が可能?買取のメリット・デメリットを解説

古い空き家や相続した実家など需要があるのか、売却に時間がかかるのではないかなど、不安を感じてはいらっしゃいませんか?
空き家の売却では、買主を探す必要がない「買取」について知っておくことが、売れ残りや長期化といった不安の解消につながり、前向きな売却が進めやすくなります。
そこで今回は、空き家買取のメリット・デメリット、買取による売却の流れについて解説します。

スピーディーな売却方法!空き家買取のメリットを解説

スピーディーな売却方法!空き家買取のメリットを解説

不動産売却の方法として、買取は、空き家を売るときに適した選択肢であり、メリットが複数あります。
まずは、空き家買取を進めると、売主が得られる代表的なメリットから解説します。

古い空き家も早く売却しやすい

不動産買取とは、買取を取り扱う不動産会社が買主となり使われなくなった空き家などの物件を直接購入する仕組みです。
そのためいちから買主を探し、買主が現れるまで時間を要するといったことがないスピーディーな売却の方法といえます。
買取の大きなメリットは、そのスピーディーさにあり、古くなっている空き家でも早期売却がしやすいことが魅力です。
たとえば誰も住まなくなって長い空き家や、親から相続したものの活用していない古い実家なども買取では早く売れる可能性があります。
不動産売却の方法にはほかにも仲介がありますが、仲介で売り出すと売却が完了するまでに4か月から半年ほどかかることが一般的です。
築年数を経た古い物件の場合は1年ほどかかるケースがあるほか、需要が少ない場合には買い手がみつからないケースもあります。
一方で不動産会社による買取では、査定を頼んでから売却完了までの期間が1週間から1か月ほどであることが多いです。
売却活動をしている間も、空き家を保有している状態が続くため、固定資産税や管理費などのランニングコストは必要です。
売却完了までが比較的早い買取は、空き家の維持に必要な支払いから、早めに解放されることも、メリットといえます。

取り壊しせずに売却できる可能性

買取による空き家売却では、建物を取り壊しせず売却できる可能性があることもメリットです。
仲介による売却の場合、劣化が著しい建物だと個人の買主の方に購入してもらうために取り壊しが必要になるケースもあります。
一般的な一戸建て住宅の解体費用は150万円ほどが相場ですが、個人で不動産購入される方が高額な解体費用を負担して購入することは少ないです。
買取では、不動産購入をした資金力がある不動産会社が買取後にリフォームや解体を進めて、再販をします。
つまり築年数を経た空き家でも、売主に取り壊しの負担がかからずに売れる可能性が買取のメリットです。

家具を残したまま手放せる場合がある

買取をおこなう会社によっては家具を処分せずに残したまま、引き取ってもらえるケースがあります。
不動産売却に取り組む際には、家具などすべて処分して建物のなかを空の状態にして引き渡すことが一般的です。
しかし、家具の処分には費用も労力もかかることが負担となる場合もあるでしょう。
家具の処分が困難なときは残したまま引き取りが可能な会社に買取依頼することがおすすめですが、不動産会社が負担して処分をおこなうため、売却価格が安くなる可能性があります。

仲介手数料が不要

買取はスピーディーな売却ができて現金化までが早いことが魅力ですが、金銭面では仲介手数料が不要であることもメリットです。
仲介による空き家売却では、仲介をおこなう不動産会社の報酬となる仲介手数料の支払いが必要です。
仲介手数料の計算は売却価格によって異なりますが1,000万円で売った場合、消費税込みで39万6,000円が上限の金額となります。
買取は、仲介手数料がかかりません。

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買取できないケースとは?空き家買取のデメリットを解説

買取できないケースとは?空き家買取のデメリットを解説

築年数を経た空き家も買取であれば早期売却しやすいことや、仲介手数料が不要なことなどがメリットですが一方でデメリットもあります。
親から受け継いだ実家など大切な資産である空き家を売却する際には、メリットとデメリットの両面から売却方法を検討することが大切です。

価格や安くなる傾向

空き家買取のデメリットのひとつは、売却価格が仲介と比較すると、安くなる傾向にあることです。
買取による価格は、一般的なケースで、市場価格の7割から8割ほどが目安になります。
空き家が著しく劣化していると、買取後にリフォームや解体をおこなう場合もあり、このようなケースでは作業費が考慮されて市場価格の5割ほどになることもあります。
仲介での売却は、市場価格に近い価格で売れる可能性がありますが、売却には時間がかかることがデメリットです。
買取は価格が安い傾向にあることがデメリットですが、現金化まで早いことが仲介との大きな違いであり、特徴です。

買い取ってもらえないケースもある

古い空き家の売却にも適した方法である買取ですが、買い取ってもらえない場合もあることがデメリットになります。
土地の価格が著しく低く、取り壊しも必要になる空き家などです。
土地の再利用やリフォームも困難になってしまった空き家を取り壊す費用が、更地の価格と同じかそれ以上に高いと買取されない可能性が考えられます。
解体費用のほうが大きければ買取をおこなっても、取り壊してから更地で再び売却したときに利益を出すことができないためです。
更地にして売ったときの価格よりも、解体費用のほうが高くなる空き家を売却するには売主の負担で解体が必要になることがあります。

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シンプルで進めやすい!空き家買取の流れを解説

シンプルで進めやすい!空き家買取の流れを解説

スピーディーに空き家の売却ができる買取ですが、どのような流れで進むかをあらかじめ把握しておくと、安心して売却に取り組みやすくなります。
空き家買取の最初のステップとなる査定から、最後の引き渡しまでの大まかな流れを解説します。

①査定

いくらで買い取ってもらうことができそうか、不動産会社に査定を依頼することが最初の流れです。
査定の種類には、エリアの相場などから算出する机上査定と、実際に空き家の現況を見て査定をおこなう現地査定があります。
依頼の際には、空き家の買取にも豊富な実績をもつ不動産会社に依頼することが、ポイントです。

②買取について打ち合わせ

査定の次は、査定金額をもとに、不動産会社と打ち合わせをする流れです。
金額や条件のすり合わせのほか、売却のスケジュールや残置物の確認と必要書類の説明などもおこないます。

③売買契約の締結

買取の取引をおこなう売主様と不動産会社が互いに条件の合意をすると、売買契約の流れへと移ります。
売買契約時には、登記済権利証や境界確認書など複数書類が必要になるため、売却の流れをスムーズに進めるには、早めに準備しておくことがおすすめです。

④引き渡しと決済

売買契約の手続きのあとの流れは、不動産会社への引き渡しとなります。
引き渡しとあわせて空き家の買取金額を現金もしくは口座振込により、決済します。
買取は、このように売却活動期間や買付証明書の受領といったステップがなく、比較的シンプルな流れで進めやすいことも特徴です。

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まとめ

空き家買取の大きなメリットは、買主をいちから探す必要がなく、古い物件も早期売却しやすいことといえます。
価格については、市場価格より安くなることがデメリットですが、買取であれば現金化までが早く、仲介手数料が不要なことなどが特徴です。
また、買取は査定から決済までの流れもシンプルで、スピーディーに進めやすいため、早く空き家を売りたい方におすすめの売却方法です。


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